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震災復旧工事について
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お知らせ

震災復旧工事について

2017年4月14日

平成28年熊本地震から、本日21時26分で1年となります。
お亡くなりになられた方には、あらためて、こころからお悔やみを申し上げます。
また、被害に遭われました皆さまには、あらためてお見舞い申し上げます。

被災しながらも懸命に支援いただいた行政や消防、警察、自衛隊等にお勤めの皆さまも本当にありがとうございました。

そして、今でも様々な支援を頂いております日本全国の皆さまや、海外からも多くのご支援をいただいている状況には、感謝してもしきれないほどの暖かいご支援を頂き誠にありがとうございます。

平成28年4月14日の余震発生から平成28年4月16日の本震、その後の4000を超す余震と目まぐるしい1年となりました。
(14日の震度7と16日の震度7は、あきらかに16日の震度7が強烈で全然破壊力が違いましたけど・・・。)

震災からの復興も、行政の支援もあり順調に進んでいる状況です。順調とは言え、工事の順番待ちみたいになっていますね。

皆様のお住まいのマンションはいかがでしょうか?

いろんなところで、今まで地震等の自然災害による大きな被害を経験された他の地域の管理組合様から、「応急処置まで済んだら、他の細かいマンションの全体補修は、長い期間をかけておこなった方がいいですよ」というアドバイスがたびたびされております。
やはり、経験に基づくアドバイスはありがたいです。いろんな思いを感じ取ることができます。

理由としては、「工事費が高騰する傾向がある」「追加料金の発生」「選択肢がすくない」「今後余震が発生すれば補修後でもすぐに再補修が必要となる」「しっかりした工事をしてもらえるのか監理が難しい」等いろいろあげられております。

現状をみると確かに工事費は高騰しています。
業者の選択肢も皆無です。
余震もやっぱりあります。震度3は結構大きいですし揺れればやはり建物にも被害がでます。震度3は大きい地震と感じない人が多くなりましたが・・・。
東北の震災の余震が6年経った最近でも起きているのはやっぱり気になります。

ホームパートナーズでは、復興も管理組合でもっているお金で、ただ修繕すればいいとの考えではなく、将来の修繕計画や資金計画、資産価値の維持やリスク管理、管理組合様のご意思も考慮しての復興計画をお勧めしております。
第一は生活の場(住まい)としてのマンションですから、組合員の皆さまが支払えないような修繕積立金や特別修繕積立金の設定というのもできません。
借入もしやすい条件となっておりますが、安易に行うのではなく、後々の資金計画との兼合いも考慮する必要がありますよね。
場合によってはここで借り入れをしてでも修繕しておくという選択肢をとったほうがいい管理組合様もいらっしゃいます。
もし生活環境の変化等で、中古マンションとして売り出すとき、あまりにも高い修繕積立金だったら次買ってくれるかたも考えると思いますし、できれば流通しやすい金額で収めたいところです。これも資産価値の維持と考えています。

いろんな選択肢がありますので、もし万一お困りでしたら、遠慮なくご相談ください。

4年前に私たちは、「マンションに住んで良かった、安心と言って欲しい」その為にも管理会社をより身近に感じてもらいたいとの思いで、熊本本社のマンション管理会社を立ち上げました。
その為にもまずは、管理組合主体のマンション管理を知ってもらう事が大切なことと考えています。
各マンションにお住まいの区分所有者の皆様が、それぞれまずは一度管理組合役員を経験していただくことも大切と感じています。
理想は自主管理ですが、いろんな考えの皆さまがお住まいですし、メリットもデメリットもありますからどれがベストとは一概に言えませんが・・・出来ればしっかり学び取っていただければと思います。

ありがたくも、熊本だけではなく宮崎や鹿児島でも徐々にですが管理棟数、戸数共に増えていますので、やはり今後は営業所展開も必要と考えていますので、その為の努力も社員一丸となって取り組んでいるところです。

独立前にマンション管理会社として「水害」「高潮」「台風」「寒波」等のさまざまな自然災害からの復旧を経験をしてきましたが、これだけ大きい震災の被災かつ復旧の経験を積むことが出来たことは必ず将来も役に立つ経験となったと感じています。

熊本の実情としては当初予想より、はやいペースで復興できている気がします。さらに1年、1年と積み上げて復興がすすんでいくよう微力ながら私たちもお手伝いさせていただきます。